遺品整理を一筋10年以上やっていると、様々な出来事に対して遺品整理とのあり方について考えてしまいます。
生あるものは死もある。
当たり前の事ですが、人間の一生では様々な事があります。そしてそれは予期せぬ状態で突然とやってくることも多々あるのです。
この度ハートケア工房の本拠地である広島が被災し、大阪と北海道で大きな地震。各地で相次ぐ豪雨の被害。
ココ最近の日本は様々な事が起きています。そして自然の事ですので人為的な問題ではなく、まるで気まぐれかのように襲ってきて、
猛威を奮い去っていくのです。その去った後には悲しい事ですが多くの死者を出す事もあり、決して他人事ではないのです。
そして私達遺品整理専門店は人の死と近い環境に身を置きお仕事をさせて頂いておりますので、こういった災害で起こる多くの死について非常に深く考えてしまいます。
高齢者が病死や老衰でお亡くなりになられるのはある意味自然の事で周りの御遺族の方もご覚悟の上の出来事だと思います。
しかし災害は老若男女関係なく容赦なく襲いかかり命を奪っていきますので、突然家族を失った周りの方々の悲しみは想像を絶するものだとお察しします。
それに付け加え自身の家を同時に失う方も少なく、人命と生活環境を同時に失うのです。
それらが起きた瞬間は遺品整理などといった事を考える余裕もなく、ただ日々生き抜く事が精一杯ですのでなかなか正直なところ私達にお声はかかりにくいと思っています。
でもそこから少し時間が経ち、冷静に物事が考えられるようになった時、一度遺品整理を検討していただくのもありかと思います。
心の傷がまだ癒えぬなら、私達遺品整理専門店の人間がお手助けするべきだと思うのです。
その方の思い出や心を失ってしまった家の中から、再び心に残しておきたい思い出を蘇らせたいと思うのです。
それはアルバムやお形見といった物かもしれませんし、その御遺族の方の心を整理する事かもしれません。
それらがわからなくてもお心に寄り添い一緒にそれらを整理できたらと思っています。
災害に合われた方やそのご家族様。
お気兼ねなくハートケア工房にご連絡ください。