座間市の事件と遺品整理プロの想い

連日ニュースで座間9遺体事件が報道され多くの人の関心を集めています。人々はどんな心境でこんな事件を起こしたんだろう?家族の気持ちは?隣の住民は?などなど様々な疑問が浮かぶと思います。もちろんニュースでしばらくずっと報道されていますので、段々と疑問部分は明らかにされていくとは思います。しかし遺品整理のプロの私達ハートケア工房からしますと、まず気になるのが遺体をずっと放置していた部屋の匂いです。現在警察の鑑識等でずっと室内には誰も関係者以外立ち入れないとは思いますが、いずれ大家さんに引き渡される日が来ます。しかし数ヶ月経ってもおそらく匂いは消えていないのではないかと思います。(プロの意見で言えば確実に匂いは消えていないです)死臭とはそれほど強烈なのです。もしこの部屋をリフォームするにしても解体するにしても、業者の方が工事すら出来ないこの状況。確実に消臭作業が必要となります。私達ハートケア工房は遺品整理を毎月数件行っていますが、孤独死の異臭現場だけではなく、このような社会的大きな事件が起きた現場にも出向くのです。広島でも数件そういった事件現場に行きました。私達は遺品整理でもまずこのような事件現場では手順が違います。室内に入る前にお祈りした後、盛り塩をし、専門の住職を呼んで入り口で供養し、消毒液を噴霧した後初めて現場に入るのです。この手順を踏まないと作業員の体調にも影響が出ます。心身共にです。事件現場というのは独特の空気感があり、非常に緊張した空気と重い空気が張り詰めており、そこに行った人間にしかわからないものがあるのです。遺品整理は老化から寿命を終えた人の整理ばかりでなく、時に悲しみを帯びたものでもあるのです。しかし事件現場はそれに加え憎しみもあると思います。そういった様々な空気が混じって独特の雰囲気があるんだと思います。事件を見て色々な気持ちがこみ上げて来ました。神奈川県で遠方ではありますが、いつでも当社は出張遺品整理を行える心構えです。亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。

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